防災を学ぶ日々

防災の教育を学んだ内容を日記として残していこうと思います。

京都防災センター~体験コーナー2~

 

 今回は、前回の続きで京都防災センターの体験コーナーの紹介をしていきたいと思います。消火器体験コーナーと4シアターのことを書いていきます。

 

 消火器体験コーナーは、粉末消火器と強化液体消火器の使い方を学んで実際に強化消火器を使うことができます。

 ここで、教わったことはまず、火事が起きたら消す前に人を呼ぶこと。意外かもしれませんが、火事が起きたら消そうとしてしまいます。しかし、一人で消すことは困難な場合が多く、まずは人を呼びに行くことが大切だそうです。

 次に、消火器が火に対して効果があるのは天井に到達するまでです。天井に火が到達すると一気に火は広がってしまいます。

 そして、いよいよ消火器を使いました。粉末は使ったことがあるのですが強化液体は初めてだったので楽しみでした。しかし、使ってみた印象は水道水をホースで出している感じです。正直、こんなものかと思ってしまいました。でも、水圧が強いのでしっか

りとホースの先を持つことが大切です。

 

 4Dシアターでは、京都の地下街を想定した映像を見ながら迫りくる洪水の体験ができます。ここでの体験は映像よりも、実際に浸水した時のドアの重さを体験できる方が経験になりました。心酔した時のドアの重さは10cmで4kg、20cmで16kg、30cmで32kg、40cmで64kgと重くなっていきます。40cmにもなると全身を使って体重をかけてドアを押しても全く動きませんでした。

 

 二回に分けて京都防災センターを紹介してきました。応急救護体験や映像体験ができなかったのは残念でしたが、いい体験ができたと思います。

 特に、京都防災センターでなくてもよいので、一度煙に巻かれる体験はしてみてください。今までの考え方が変わります。